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Junkan salon サイトオープン

Aug.16.2016

先日告知した循環プロジェクト「Junkan salon」のオフィシャルサイトがオープンしました。

Junkan salon by Lander


Junkan salonでは個人・法人向けのメニューを開発準備中です。
『ココロ、カラダ、環境を循環させることをコンセプトに既成概念や先入観にとらわれないコンテンツのプロデュースをすることで、みなさんと一緒に学び、自らを癒やし、地球と共に成長できるような場所を作る』というコンセプトのもと、活動していきます!

お披露目会として、10月に開催されるライフスタイル合同展に出展しますので、ぜひお立ち寄りください。

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クリエーション・アムール展
開催日程:10月18日〜20日
時間:18日 12:00~19:00 / 19&20日 11:00~18:00
場所:TRUNKHOTEL開業準備室
〒107-0061 東京都港区北青山3-5-12青山クリスタルビルB2
出展ブランド例:ファッション/アクセサリー/シューズ/バッグ/コスメ/インテリア小物/文具/アート/フード

▶クリエーション・アムール facebookページ

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私には世界を変えられなくても選択はできるということ

Jul.14.2016

個人的に年間サポートしているNGO団体「テラ・ルネッサンス」の代表・鬼丸昌也さんの話を聞きに行ってきました。ご本人も半分ネタでおっしゃってましたが、テラ・ルネッサンスと鬼丸という名前がカルトっぽいので宗教だと間違われることもあるようですが、まったくもってまっとうな、長年コツコツと活動を続けているNGOさんで、鬼丸さんは飾らないとても魅力的な方でした。
FullSizeRender 世界にも日本にも私の生活の目の前にも問題は転がっているわけですが、問題を解決するにはその原因をよく把握することがまず第一歩、ということをご自身の体験を元に説明してくれました。そして衝撃だったのは、私の何気ない日々の生活が、遠い遠い国で起きている戦争をより深刻にしている可能性があるというお話です。戦争の原因がまさか自分にもあるとは。。ショックとともに、問題の原因を把握することの重要性を思い知りました。

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問題の原因を知れば、自分がどういう行動を取ればいいかの指針ができます。私ができることは、戦争の原因になる活動に加担している企業のサービスを使わないこと。世界を変えられなくても選択はできる。その小さな行動の積み重ねが大きなうねりとなっていくはずです。事実、消費者からのアプローチによって積極的に戦争に影響がある入手元の資源の取り扱いをやめるような企業も出ているそうです。

戦争に限らず、環境破壊、人権侵害、政治など、あらゆる問題についても同じですね。
私には世界を変えられなくても選択はできる。

今後もテラ・ルネッサンスさんはじめ、共感できる活動をされている方たちをサポートさせてもらい、私個人も企業としても学び成長したいと思います。

10月に出展するJunkan salonの展示会で、テラ・ルネッサンスさんのウガンダコーヒーや刺し子商品なども紹介・販売させてもらう予定です。お楽しみに。

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循環プロジェクト

Jul.12.2016

循環プロジェクトを始動しました。前触れもない急な話ですが、今まで考えていた点と点が線になったので、こういうタイミングは逃さず、ざざーっと進めちゃったほうがよい。
軽井沢
心、身体、環境を「循環」させることをコンセプトに様々なコンテンツをプロデュースすることで、みなさんと一緒に学び、自らを癒やし、地球と共に成長できるような場所を作って行きます。まずはワークショップ開催など小さくスタートして、ゆくゆくは自然が豊かな場所にJunkan salonをオープンさせたい。軽井沢が第一候補。

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2025年問題などでも指摘されているように、近い将来医療の負担額が増大し、ちょっと風邪を引いたから病院に行くということができなくなる可能性もあります。心身の健康を自己管理し、自然治癒力やセルフヒーリング力を高めることが、もっと大切で必要になってくると思います。

また、Junkan salonでは益々深刻になっている環境問題も踏まえてエネルギーも循環させたり、ゴミの発生を最小限に押さえる取り組みなどもしていきたい。実際のところ、リユースやリサイクルよりリデュース(消費生産の抑制)が一番の効果だとも言われています。USに2年間で30リットルしかゴミを出さないサンドイッチ屋さんもあるそうですね。そう、やればできるのです。


心を意識すると身体に、身体を意識すれば食に、食を意識すると環境に、というようにすべて繋がって行きますね。
そのつながりを自然に、心地よく感じられる場所にしたいな。

約25年前、私が中学生の時、環境破壊による地球温暖化問題を知り、衝撃を受けて1、2年間畜産物を食べないボイコットをひっそりしてみたり、国語の作文で環境破壊問題を書いたりしていました。しかし当時はまだ体感できるような温暖化は進んでいませんし、インターネットもないのでどこか遠くの国で起きている問題を我が事のように考えらる大人は皆無でした。残念ながら多くの人間は、危機が目の前に迫るまで、もしくは痛みを感じるまでは、問題から目を背けます(投票率の低さの原因も近い気が)。Junkan salonは個人的に思い入れが強い環境問題に対する自分なりの1つの答えでもあります。

また、病気を西洋医療で見つけることができても、それだけでは抜本的な治癒や病気になる原因を取り除くことはできないということも色々な場面で実感しました。例えばストレスで胃酸が出すぎると診断された場合、そもそものストレスを軽減させる方法は自分でどうにかするしかないからです。

このような自分の中にある問題意識や危機意識、興味などの点と点が少しずつ集まり、ちょっとしたトリガーによって線になったのがJunkan salon構想。今年10月開催のライフスタイル展示会にJunkan salonとして参加します。まずは心の循環をメインにコンテンツ紹介をする予定。今後のプロジェクト進行も都度アップデートします。

Mutsumi Lee

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VRの可能性について〜Björk Digitalを体験して思うこと

Jul.10.2016

ビョークの来日とDJパフォーマンスも話題になったBjörk Digitalが日本未来科学館で開催中。今年に入ってから特にVR市場の活発な動きは気になっていたので体験しに行ってきました。
Björk Digital ―音楽のVR・18日間の実験 Björk Digitalでは3つのVRコンテンツが用意されており、その3つを鑑賞するとVRの様々な可能性を考える切っ掛けになっている、というところが個人的にさすがビョーク、と関心しきりのポイントでした。

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360°映像体験というと、なんとなく壮大な風景とかモデルルームのような、広い空間を見渡せる機能に長けているのかと思いきや、至近距離の表現こそ新しい映像体験があったというのが大きな学び。ハグできる距離にあたかもビョークがいるような、そんな体験。

それからVR内でどのように時間を過ごすかは自分で選択できるので、いくつかの選択肢を考慮して設計するという点がコンテンツ制作側として今までになかった要素だと思います。私はビョークの歌を聞きながら、ビョークに背を向けて何もない静かな空間をぼんやり見つめたくなったりもしました。

あの重苦しいヘッドギアと鑑賞中のシュールな姿からは想像もつかなかったけれど、意外にも非常に癒やし効果が高いというのが驚き。もちろん鑑賞するコンテンツによるのですが、VRで癒やしを得ることができるのは大きな発見。ビョークの3作品を観終わった後はスッキリしてストレスが軽減された気分に。医療や福祉への活用が期待されているのも頷けました。

VRの今後をいくつか予想してみます。
❏VR体験シアターができる
VRイベントは、会場や誘導などVR装着時以外がどうしても微妙な雰囲気になりがちなので、おしゃれにVRを楽しめるようなVR体験専用のシアターが求められそう。1人ずつ革張りのブースで仕切るとか。一家に一台などVRが広く普及するまではこういった場所が欲しいところ。

❏映像カメラマンの仕事が減る!?
VRの中だとカメラワークの良し悪しが作品の良し悪しに直結しない印象。360°見渡せちゃうからカメラワークもクソもないと言いますか。。なのでVRの普及によってカメラマンの仕事が増えることはないかもしれませんが、企画演出のニーズは増えるはずなので、企画ができてカメラも使えるという人材は重要になって来る気がします。
(追記:VFXなどポストプロダクションのニーズはますます増加ですね)

❏VR×AIで死んだ人がよみがるなんてことも可能..?
発展途上の現在のVR端末でさえ、その風景の中に実際に自分が立っているような感覚や、すぐ側に本当に人がいるような感覚を強く与えられます。この視覚効果に人工知能を組み合わせたら、恐ろしいほどあらゆることができてしまいそう。例えば生前に自分の映像を撮影しておき、自分の会話の癖などをAIにプログラムしておいたら、死んだ後も仮想現実の中で自分が誰かと会話することもできるでしょう。残された家族が寂しくないように、仮想現実の自分を作るサービスなんていうのも始まりそう。倫理的に是非が問われるものも数多く登場するのでは?と思いました。

❏女性にやさしいヘッドギアの開発を
これは予想というより希望ですが、ヘッドギアの装着感は、フルフェイスのヘルメットを被った時くらいのグチャグチャ感。おでこから後頭部にかけてベルトがあるので、キレイに結わえた髪やトップにボリュームを出したヘアセットは台無し。眉毛は消えるし頬回りのファンデやチークは取れます。そのくらい気にしない女性もいるでしょうが、女性向けサービスのプロモーションでは採用しにくいよね。

こんな感じですが、VR気になる〜という方、Björk Digital ―音楽のVR・18日間の実験はおすすめなので、ぜひ。
まとめると、個人的にはエンタメよりも癒やしという点に注目し、VRの活用を考えて行きたいと思いました。

補足:私は酔いやすいので酔い止めを飲んで観賞しました。酔わないVRの研究開発は大きな課題だとは思います。

Mutsumi Lee

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食とコミュニケーション

Jul.04.2016

先日韓国から夫の家族が来日し、初めて私の実家へ連れて行きました。着いたらまず寿司を食べに行き、その後実家でお茶を飲みながら数時間談笑し、夕方には早めの夕食(和食コース)をいただいて東京へ戻る、という母プランの実家ツアー。

韓国の家族はみんなおしゃべりでスキンシップも大好きなラテン系。食事の時も会話をしながらワイワイ食べる人たちです。ところがとっても楽しみにしていた実家ツアーでは、食事中やたらに静か。家でお茶を飲んでいる時はソファーでイビキをかくくらいリラックスしていたのに、食事に限ってなぜか緊張気味でした。

別の日、皆でしゃぶしゃぶを食べに行きました。1つの鍋を囲んで、肉をしゃぶしゃぶして食べるスタイルはどこか韓国料理にも似ています。あれ取って、これ取って、あれも食べろ、これも食べろ、と終始賑やか。韓国ではいつもこの状況なのです。

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つまり食事のスタイルで、その場の雰囲気やコミュニケーションは凄く変わるんだな〜としみじみ感じました。

寿司も和食も、1人分が美しく盛りつけられて配膳されるので、まさに己と食の対峙。その間にコミュニケーションが生まれていたわけです。だから韓国の家族は、その対峙から飛び出してワイワイしていいのかどうか戸惑ってしまったのでしょう。

翻って私は食事しながら会話するのが苦手なので、ワイワイしながら食べたい時は、大皿つつき合う料理にすればいいのだと思いましたとさ。

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