Paris 〜いつもの日常こそが抵抗の証
滞在中はパリ支部代表のELIEにパリを案内してもらったり、フランス人の価値観や日本との違いについて話し込んだり、有意義な時間を過ごせた。
フランスとテロの問題は根深く簡単に解決するようなものではない。
植民地化や移民政策など長い長い歴史が複雑に絡み合っている。
テロに対するフランス人の態度は普段通りに生活することが今のところ一番の対抗であるようだ。
別の知人に聞いたのは昨年の同時多発テロの翌日も勤務先のレストランは普段通りに営業し、スタッフたちはここで閉めたらテロに屈することだとオーナーに鼓舞されたという。
実際のところ街を歩いていると、迷彩服のアーミーが銃を持って見まわっていたり、警察がところどころで目立つ以外は異常な雰囲気を感じることもなく、観光客もそれなりにいるし人々はリラックスして過ごしているように見えた。
つづく
(今年でビキニ誕生70周年!のポスター)