循環プロジェクト
循環プロジェクトを始動しました。前触れもない急な話ですが、今まで考えていた点と点が線になったので、こういうタイミングは逃さず、ざざーっと進めちゃったほうがよい。
心、身体、環境を「循環」させることをコンセプトに様々なコンテンツをプロデュースすることで、みなさんと一緒に学び、自らを癒やし、地球と共に成長できるような場所を作って行きます。まずはワークショップ開催など小さくスタートして、ゆくゆくは自然が豊かな場所にJunkan salonをオープンさせたい。軽井沢が第一候補。
2025年問題などでも指摘されているように、近い将来医療の負担額が増大し、ちょっと風邪を引いたから病院に行くということができなくなる可能性もあります。心身の健康を自己管理し、自然治癒力やセルフヒーリング力を高めることが、もっと大切で必要になってくると思います。
また、Junkan salonでは益々深刻になっている環境問題も踏まえてエネルギーも循環させたり、ゴミの発生を最小限に押さえる取り組みなどもしていきたい。実際のところ、リユースやリサイクルよりリデュース(消費生産の抑制)が一番の効果だとも言われています。USに2年間で30リットルしかゴミを出さないサンドイッチ屋さんもあるそうですね。そう、やればできるのです。
心を意識すると身体に、身体を意識すれば食に、食を意識すると環境に、というようにすべて繋がって行きますね。
そのつながりを自然に、心地よく感じられる場所にしたいな。
約25年前、私が中学生の時、環境破壊による地球温暖化問題を知り、衝撃を受けて1、2年間畜産物を食べないボイコットをひっそりしてみたり、国語の作文で環境破壊問題を書いたりしていました。しかし当時はまだ体感できるような温暖化は進んでいませんし、インターネットもないのでどこか遠くの国で起きている問題を我が事のように考えらる大人は皆無でした。残念ながら多くの人間は、危機が目の前に迫るまで、もしくは痛みを感じるまでは、問題から目を背けます(投票率の低さの原因も近い気が)。Junkan salonは個人的に思い入れが強い環境問題に対する自分なりの1つの答えでもあります。
また、病気を西洋医療で見つけることができても、それだけでは抜本的な治癒や病気になる原因を取り除くことはできないということも色々な場面で実感しました。例えばストレスで胃酸が出すぎると診断された場合、そもそものストレスを軽減させる方法は自分でどうにかするしかないからです。
このような自分の中にある問題意識や危機意識、興味などの点と点が少しずつ集まり、ちょっとしたトリガーによって線になったのがJunkan salon構想。今年10月開催のライフスタイル展示会にJunkan salonとして参加します。まずは心の循環をメインにコンテンツ紹介をする予定。今後のプロジェクト進行も都度アップデートします。
Mutsumi Lee