イ・インチョル監督&映画ソムリエ東紗友美さんトークショー
先日杉並区で開催された映画際で、イ・インチョル監督がヒガシアターこと映画ソムリエ東紗友美さんとトークショーを行いました。
「世界を目指す自主映画とは」というテーマで、普段なかなか知ることができない映画製作現場のお話をしています!
前回作品の撮影の裏話や、カンヌ国際映画祭の様子、現在進行中の新作について自主映画の観点から自身の経験を語っていますのでぜひご覧ください!
先日杉並区で開催された映画際で、イ・インチョル監督がヒガシアターこと映画ソムリエ東紗友美さんとトークショーを行いました。
「世界を目指す自主映画とは」というテーマで、普段なかなか知ることができない映画製作現場のお話をしています!
前回作品の撮影の裏話や、カンヌ国際映画祭の様子、現在進行中の新作について自主映画の観点から自身の経験を語っていますのでぜひご覧ください!
弊社イ・インチョル監督と話していると「言葉」というものに対する才能は、母語かどうかは関係ないものだと思い知らされます。
監督は日本に住んで約6年。たった6年。
来日当時日本語はまったく話せなかったそうですが、現在はよく聞かないとネイティブと差がわからないレベルにまでなっています。
しかし私が本当に感銘したのは外国語習得のスピードではなく、言葉の才能は言語を超えるということです。
言語を超えた言葉の才能を感じるインチョル語録をいくつかご紹介しましょう。
「お腹パーマ」
癖っ毛の意味。お母さんのお腹でパーマがかかるから。
「水玉子」
しゃぼん玉をいう日本語の代わりに出てきた水玉子。たしかに水のタマゴだわ。そしてなんか綺麗。
「眠りに酔う」
インチョルは酒に酔わずに眠りに酔います
「作品の自殺」
アーティストが引退する最後の作品という意味
「アイスクリームはお腹の中にいれて持って帰る」
コンビニで立ち食いしてくるという意味
「麺をワクワク食べればストレスを解決してくれる」
ストレス発散のためにラーメンが食べたいつぶやき
「冷静は今夜捨てて、明日の朝拾えばいい」
ドラマチックな場面の決めゼリフ的な
こんな感じで、同じ日本語でもそういう表現があるんだなあと日々面白く聞いています。
「言葉」というものは「思考」から出るものだから、彼の思考はやはり表現者、アーティストなのでしょう。
彼の母語、韓国語でどんな表現をするのか私も理解してみたいものです…(未だにアニョハセヨレベル)
さてそんなインチョル監督は、ただいまシナリオ執筆の大詰めに入っています。
そのタイトルは「悲盡悲來」
中国に「興盡悲來」ということわざがあり「楽しいことの後には悲しいことがやってくる」という意味だそうです。
それをもじった「悲盡悲來」は悲しいことの後には悲しいことがやってくるというもの。
どこかしら因果応報というニュアンスも感じ取れるような言葉ですね。
そしてなんと「悲盡悲來」はシナリオを無料公開する予定です!
私もじらされながら毎日少しずつ話しの続きを読ませてもらえる日々。
連載小説の原稿を待つ編集者はこんな気分なのかな。
早くエンディングが知りたくてウズウズ。
近日中にブログでお披露目できる予定なので、お楽しみに!
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