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Lander in L.A.!! ロサンゼルス支社が始動します

Oct.03.2017

Lander_LA

2017年10月、ついにLanderのロサンゼルス支社のスタジオ兼ショールームがオープンしました!!

場所はAce Hotelのすぐそば、人や文化、ビジネルの流れが激しく変わりゆくダウンタウン。その一角に佇む美しいビルと運命的に出会い、ここからスタートすることを決意しました。2028年にはロサンゼルスオリンピックの開催が決まったばかり。これからの10年で新旧入り交じる街並みが、どのように変化を遂げていくのかも楽しみです。

▼LA支社の主な2つの活動

– ひとつ目
ハリウッドと言えば、の映画事業。上半期は初の映画配給宣伝を行い、国内の映画業界を上から下まで一通りみっちり経験しました。さっそく拠点をハリウッドへ移します。

– ふたつ目
「世界を日本へ」をコンセプトに、新しいサービスを展開します。

〜旅をしながら仕事を続けて来て、見えたもの〜
「世界を日本へ」がコンセプトの新事業は「働きながら日本を旅するための情報発信」から始めます。このサービスは私自身の経験から着想を得ました。職業柄、長期の休みが全く取れなかったため、仕事を持ったまま世界中を旅してきました。ここ数年は、年間100日程度は旅先が職場だったと思います。

代表がそんなに会社にいなくて大丈夫か?と自分でも思いました。

ところが、振り返ってみると4期連続で売上は平均170%増(驚)。特に意識したわけではないのに、気づけばスタッフは東京、パリ、タイ、マレーシア、ドイツ、ドバイと広がり、おかげで時差を利用して1人1人の作業負担を調整できるようになりました。

しかし何と言っても一番大きな効能は、旅が私を謙虚にさせてくれることです。知らない国では、資料を印刷できただけで充実感と感謝でその日が幸せに。不自由のない日本で、いつのまにか自分が傲慢になっていたことを気づかせてくれます。

仕事をしながら旅をするには、ある程度業種は限られてしまうかもしれません。
でも、その価値のある経験をシェアしていくことで、旅が企業研修に昇華されることもあるかもしれません!

事実、Landerでは、社員・業務委託など雇用形態を問わず、やる気のあるスタッフには「海外でしっかり観光して、かつ仕事を滞りなく遂行する」という研修を行っています。知らない国では脳内のサバイバルセンサーが起動しているので、予期せぬ問題が起こった時にフレキシブルに解決方法を探したり、とっさの判断力や行動力が身について行きます。積極性やコミュニケーション力は当然アップします。

こうした私の経験から、外国の方にも仕事をしながら日本を長く旅してもらい、価値のある体験をして欲しいという思いで、新事業を始めることにしました。まずは情報発信からスタートし、ショールームで様々なワークショップや、地域のPR、物産展なども開催して行く予定です。

毎日暗いニースが絶えませんが、テロが頻発するフランスのスタッフから聞く現地人の精神的な強さや、ドイツスタッフからレポートが届く難民問題の新しいソリューション、様々な点で問題を抱えるアメリカでもポジティブに生き抜いている移民たちを目にして、それでも希望はあるということに日々勇気づけられています。Landerは世界に点在する希望を繋いで、社会と誠実に関わって行けるようますます精進していきます。

サービス内容等ご興味ある方はぜひお気軽にお問い合わせください!

※LAの屋号はLander Worksです。

:: お知らせ ::
Mutsumiは11月2日〜1月下旬まで日本に帰国します。

【ドイツ便り】オーガニック食品に与えられる認証マークの意味とは?ドイツで広まるBIO愛好

Oct.06.2017

近年のドイツの流行語大賞になぜBIO(ビオ)が選ばれないのか疑問に思います。BIOとは元々ギリシャ語のBIOS(生命)から来ている言葉で、ドイツではオーガニック製品に対して使う言葉になっています。ドイツはまさにブームというのに!特に食品に関しては意識が高いと言えるでしょう。

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例えばこの山羊のクリームチーズ。大きな六角形のBIOマークが載っていますね。これは2001年にドイツが導入したドイツ特有のBIO認証の印です。現在、約6万4千品に使用されています。このマークは主に以下の点を指します。

・化学調味料、合成着色料や香料を使用していない

・材料の95%は有機農産物である

・動物の餌はオーガニック原材料に限り、抗生物質の投与は厳密に限られている

 

チーズの箱の右側には黄緑色の葉っぱのマークが見えます。こちらは2012年に発行されたEU(欧州連合)のビオマークです。ドイツのビオマークと内容は変わりませんが、このマークはEU内で流通するオーガニック食品に義務付けられており、葉っぱのマークの下には認証番号と生産国(このチーズの場合はオーストリア)が明記されていないといけません。陸続きのEU内では食料貿易は当たり前。イギリス、フランス、ドイツなどの大手スーパーマーケットは他国にも展開しているので、このようなマークが一国だけでなく、EU圏内で利用されることには大きな意味があります。

◆ビオ食品は珍しい?それとも一般的?

さて、消費者としてビオ製品にこだわりたい場合はどうすれば良いのでしょうか?幸い、買い先に困ることはまずありません。ドイツではビオスーパーがありますし、普通のお店にもビオコーナーが設置されていたり、他の食品と陳列されているからです。

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(ドラッグストアのビオ食品コーナー。)

ビオマークが付いている食品は多種あり、乳製品からジャム等の加工品、肉類、穀物類などたくさんあります。オーガニックにこだわりたいのであれば、すべての食品(ビールやワインなどのお酒までも!)をBIOで手に入れることができるのです。しかし、気になるのがお値段。ビオ食品はやはり少し高くなってしまいます。物によりますが、10-20%の上乗せは見込んだ方が良いですね。私自身、食料品の一部(乳製品や穀物類など)はビオのものを買っていますが、徹底してしまったらお財布が泣きます・・・周りの人達のこだわりは十人十色で熱心なビオ愛好家から無関心な人までいます。

◆全てのビオ食品がオーガニックで環境に優しいとは限らない?

ビオ食品を買うと健康や環境に良いことをしたと自意識を持つのが普通だと思います。しかしながら多少の落とし穴もあるのが事実。例えば、スペインのある有機栽培農場で生産されたトマトはビオ認証は受けましたが、なんと普通のトマトの栽培よりも多くの水を使用していたことが判明しました。また、ビオマーク付きのレモネードが実は一滴たりとも果実を含んでいないことが発覚。自然香料等でレモネードを真似た飲み物だったわけです。トマトもレモネードもビオ認定の評価はクリアしたけれど、実際は環境には優しくなかったり、実物の味でない場合があるのです。

別の問題になりますが、私の知り合いでデンマークに近い北ドイツに住んでいる人がいます。その人はこんな指摘をしていました。「近所のスーパーで南ドイツ産のビオ野菜を見ても買う気がしない。本当にビオなら、遠い所からのトラック運送に伴う大気汚染のことも考えて、地域の有機農家の野菜を仕入れるべきだ。」なるほど、と頷くしかない一言でした。

 

プロフィール
町田文
1986年生まれ、東京都出身。ドイツ・ミュンヘン在住。マーケティングの仕事をする傍ら、ドイツのライフスタイルや観光に関するライティング、翻訳を行っている。自身のウェブサイト「ドイツでハンドメイドライフ」ではドイツ語の口語表現や現地情報を発信。

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