Lander

Home

CATEGORY

【ドイツ便り】つい行きたくなってしまう!付加価値のあるフリーマーケットとは

Apr.05.2017

きっと誰でも一度は行ったことがあるフリーマーケット。私が初めて行ったのは高校生の時です。晴れた代々木公園でTシャツやアクセサリーを買った覚えがあります。その後はドイツでも週末に大きな広場で開かれる蚤の市を何度か訪れました。

しかし近年、ドイツではフリーマーケットの差別化が進んでいる傾向が見られます。青空の下で開催?いや、室内の市場もあります。良いものに出会いたいなら早起きが必須?いや、開催時間が午前からだとは限りません。それではどんなフリーマーケットがあるのでしょうか?

1)夜遊び感覚で訪ねる「夜のフリーマーケット」

Nachtkonsum(ナハトコンズーム)とはドイツ各都市で夜に開催されるフリーマーケットの名称です。イベント会社0049 Projekt GmbHが主催者で、デュッセルドルフ、ケルン、ミュンヘンなどの7都市で定期的に行われています。場所は改装した元工場のホールなど、広く使え、あえて洗練されすぎていない所を選択。17時にオープンし、23時までライブもあれば、バーも開いているので夜遊びとショッピングを統一したコンセプトが若い世代に支持されています。

出店したい人はホームページで予約し(2m²から。1m²あたり約11-15ユーロ)できます。ただ、Nachtkonsumは他の市場と違って、お客さんは3ユーロの入場料を入口で支払わなければなりません。

Nachtkonsum1 Nachtkonsum2
©0049 Projekt GmbH

 

2)隣人同士、一致団結!「お庭のフリーマーケット」

春から秋にかけてミュンヘンでは各地区で「お庭のフリーマーケット」(Hofflohmarkt)が開催されます。お庭とはまさに住んでいるマンションの中庭や入口を指し、指定された日に指定された地区の住民が自分たちの敷地内でフリーマーケットを行ってよいことになっているのです。

企画者はStadtfavoritenというミュンヘンのオンライン・ガイドなどを運営している方で、この種のフリーマーケットはミュンヘン以外の都市でも行われるようになりました。

ルールはいたって簡単。大家さんもしくは管理人さんの許可を得た後にウェブサイトから登録し、15ユーロを払えば何人でも参加できる仕組み。一応、歩道などには出ないように、と注意書きされていますが、皆さん気にせず出店しています(笑)

私がお庭のフリーマーケットを好きな点は人混みが多いマーケットと違ってのんびり買い物ができる点です。また、一軒見たら次の「お庭」まで少し距離があるので、散歩しながら楽しめます。場所によっては出店者の手作りケーキも食べさせてもらえるから嬉しい!

Hofflohmarkt1
Hofflohmarkt2
ドイツには他にも人気のファッションブロガーが出店する「ブロガー・フリーマーケット」など、色々な種類の蚤の市が存在します。それぞれが差別化を図り、特別な企画を立てるので、商品がたとえ「ただの使い古したもの」でも一つのイベントとしてつい足を運びたくなります。さて、4月からまたフリマ巡りを始めるぞー!

 

プロフィール
町田文
1986年生まれ、東京都出身。ドイツ・ミュンヘン在住。マーケティングの仕事をする傍ら、ドイツのライフスタイルや観光に関するライティング、翻訳を行っている。自身のウェブサイト「ドイツでハンドメイドライフ」ではドイツ語の口語表現や現地情報を発信。

【ドイツ便り】働いていてもラクラク自炊!ドイツで話題のオンラインサービス

Feb.20.2017

この間あった女子会での話題。フルタイムの仕事と夜間大学の両立に励んでいる友人が珍しく料理をし始めたことを語っていました。

「Hello Freshの材料とレシピを元に作ったら簡単にできて、おいしかったよ」と満悦。内容は「ただの」サラダでも、フルーツやナッツを含んだものでこだわりを感じることができたのだとか。

Hello Freshとは最近ドイツで絶賛されている食料品の宅配サービスです。オンラインスーパーや農家のウェブショップなどとの違いを簡単にまとめます。

・毎週8種ほどのレシピが紹介され、2人もしくは4人分の材料が送られてくる

・過去と次週のレシピはネットで閲覧可能

・1週間に3もしくは5食分の注文が可能

・値段の相場は2人、3食分だと約40ユーロ(=約4820円)

・調理時間は20-45分に限定

 

サービス内容をビジュアル化したビデオはこちら



紹介される料理は幅広く、例えば生野菜と鶏肉のトルティーヤ、豚ヒレとマッシュポテト、しめじやチンゲン菜を使ったアジアン風リゾットなど多国籍料理が主流です。

Hello Freshの共同創設者ドミニク・リヒター氏によると当オンラインサービスの顧客層には下記の特徴が見られます。(http://www.startstories.de/artikel/interview-mit-gruender-dominik-richtervon-hellofresh/参照)

・健康的な生活を心がけている

・週に3-5回は自炊したい

・なるべく食べ物を無駄にしたくない

・共働きの夫婦やカップル、子持ちの家族(30―50歳)

 

自炊と買った食材を食べきることは働いていると確かに難しいですよね。実際、私も平日に料理をすることが少なく、夕方は簡単なサラダや果物、もしくは外食で済ませています。そのため週末にまとめ買いした野菜が腐ってしまうことも度々あります。

このような問題の解決策はHello Fresh以外にもあります。それはKochhaus(コッホハウス)というコンセプトスーパーです。KochhausはHello Fresh同様、限定された食べ物の食材を2人もしくは4人分、その場で購入できるシステムです。

店内には下のようなコーナーが8つほど設置されていて、黒板に料理と必要な材料の写真、手前のテーブルにレシピと材料が置かれています。テーブルの横には小さい冷蔵庫もあり、肉やバターなどが入っています。

画像1
誕生日にKochhausのクーポン券をもらったので、一品作ってみることにしました。この日は鴨肉のマンゴーソース和えとライムとコリアンダーで味付けしたうどんを選びました。こちらもまさに多国籍料理!ドイツでは近頃、うどんやそばが出回っているのですが、ドイツで売られるうどんは太くなく、平たいパスタのようなものが多いです。

今まで経験したことがない食材のコンビネーションでしたが、たっぶり生姜を含んだマンゴーソースがお肉に合い、うどんもライムの味が効いていて、おいしかったです。お店でもらったレシピは早速料理本とともに保管します!

IMG_3277
多忙な中で料理をさぼらず、調理を楽しむサービス。健康だけでなく、多彩なレシピにより自分の今までの食生活を見直すきっかけにもなります。Hello Freshにおいてはヨーロッパだけでなく、北アメリカにも広まり、人気が上昇中です。このような宅配サービスは日本でも通用するかもしれませんね。

 

 

プロフィール
町田文
1986年生まれ、東京都出身。ドイツ・ミュンヘン在住。マーケティングの仕事をする傍ら、ドイツのライフスタイルや観光に関するライティング、翻訳を行っている。自身のウェブサイト「ドイツでハンドメイドライフ」ではドイツ語の口語表現や現地情報を発信。

 

BACK TO TOP

BACK TO TOP