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シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル台北

Aug.09.2016

7月に台湾へ行ってきた。台北のシャングリ・ラホテルのルーフトッププールに行くためだ。43Fの屋上のプールは、台北で一番高い場所にあるプールだそうだ。現在進めている映画の企画に「泳ぐ女」が登場する。彼女はアジアのとあるホテルのプールで泳ぐという設定なので、その場所を探してまずは台北へ飛んだ。

シャングリ・ラのルーフトッププールは思ったよりも小さかった。日中は屋根がなく日差しが暑いのであまりおすすめしない。私が想像していたカクテルを飲みながら本を読み気が向いたら泳ぐというような大人のプールサイドではなく、こじんまりとした子供向けプールといった感じ。日焼けした若い管理人のお兄さんは、市民プールの監視員風。イメージと違ってがっかりしたが、映画のシーンは夜なので、気を取り直して夜に再び来てみることにした。
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夜のルーフトッププールはガラッと雰囲気が変わり、かなり理想に近づいていた。夜景の効果は凄い。ガラス越しに見える夜景と、ガラスに反射する水が融け合って一層ロマンティック。東南アジアに近いムンとする湿度が、何か物語が始まりそうな雰囲気を盛り上げる。シャングリ・ラのプールは撮影場所の候補になるかどうかはまだわからないが、素晴らしいインスピレーションを得ることができた。
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余談だが、ホライゾンラウンジで朝食をいただくなら、ぜひ台湾メニューをセレクトしよう。3泊して最初はパンケーキやワッフルを頼んだところ、驚くほどまずかった。ビュッフェ形式のおかゆや小籠包は美味しいのに。なんでだろう〜とキョロキョロしていたら、キッチンから出てきたシェフらしき人が中華料理ベテラン風のおじおばさんだった(おじさんかおばさんかわからない)。単純に最近流行りのパンケーキやワッフルをよく知らないまま作っているんだと思う。なのでシェフが得意な料理をオーダーするのが懸命だ。

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短編映画『ハイヒール』菊地凛子インタビュー公開

Nov.24.2015

『ハイヒール』主演の菊地凛子さんのインタビューがNumero.jpで公開されました。

ハイヒール出演の決め手や、撮影エピソードを語ってくれています。映画のテーマは「こだわり」。凛子さんにとってのこだわりや、オンとオフの切り替え方なども披露されています^^
http://numero.jp/talks12/

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Numero11月号にイ・インチョル(李寅哲)監督 映画『ハイヒール』掲載

Sep.28.2015

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9月28日発売のNumero TOKYO 11月号で弊社のイ・インチョル(李寅哲)監督作品『ハイヒール』が1ページに渡って掲載されています。

映画撮影中で、演じる役のままのポートレートというホットで贅沢なショットです。

菊地凛子さんが、なぜ無名の新人監督の作品に出演を決めたのか、その理由がわかります!

ぜひお手にとってご覧になってみてください。

菊地凛子主演 イ・インチョル(李寅哲)監督『ハイヒール』クランクアップのお知らせ

Sep.28.2015

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菊地凛子が主演する弊社の自主製作短編映画「ハイヒール」が8月にクランクアップいたしました。
監督・脚本はLander所属のイ・インチョル(李寅哲)。19歳に来日して以来、活動の拠点を日本に移し、本作が監督2作目という注目の若手です。

脇を固めるキャストは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」にレギュラー出演中の小島藤子、映画「水の声を聞く」主演の玄理、モデルで数々の雑誌の表紙を飾り、近年はグリコやメニコンのCMにも出演する谷口蘭が演じています。

映画製作は現在、2016年のワールドプレミアと国内公開に向けて、ポストプロダクションが進行中!ポスプロにも日本を代表する素晴らしい才能が集結し、日本から世界へ向けて発信されるべき一大プロジェクトになりつつあります。

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これが本当に自主制作!?という脅威のスケール感とクオリティ。
間違いなく日本のインディペンデント映画に新しい風を送り込む作品「ハイヒール」
完成をお楽しみに!


『ハイヒール』
時は4015年。「こだわり」のために生きる美しき靴職人は、脳人類(アンドロイド)だった。
アンドロイドに人間らしさが生まれるとき、いったい何が起こるのか….

【あらすじ】
真剣に靴を作り続ける靴職人Kay(カイ・菊地凛子)。
Kayにとって靴を作ることそのものが最も尊く大切なことである。
ある日、自分の好みを靴を作りたいという客がKayにハイヒールをオーダーする。
何度も何度も作りなおしてやっと完成した完璧なハイヒール。ところが客が履いてみると、片方のサイズがほんのすこし合わない。Kayは必ず解決すると客を説得し、再びハイヒールと向かい合うが….

【キャスト】
主演 菊地凛子 Kay(カイ)

Blue/小島藤子、Yellow /玄理、Red/谷口蘭

【メインスタッフ】
監督:イ・インチョル(李寅哲)
脚本:イ・インチョル(李寅哲)、Mutsumi LEE
エグゼクティブプロデューサー:Mutsumi LEE
撮影:石坂拓郎
照明:舘野秀樹
装飾・アートディレクター:Mutsumi LEE
特殊美術:百武朋
美術特別アドバイザー:佐々木尚
メイクアップティレクター:Yuka Washizu
メイク:清原貴絵
ヘア:Tomoko Sato
スタイリスト:仙波レナ
スチール:菊池良助
編集:上野聡一

【協力・協賛】
衣装特別協力:CHANEL 
靴提供:MIHARA YASUHIRO
インテリア協力:CIBONE、MIHARA YASUHIRO

【プロダクション】
製作:Lander Inc.
製作国:日本

2016年公開予定!!

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お腹パーマと水玉子。そして悲盡悲來

Sep.26.2014

弊社イ・インチョル監督と話していると「言葉」というものに対する才能は、母語かどうかは関係ないものだと思い知らされます。

監督は日本に住んで約6年。たった6年。

来日当時日本語はまったく話せなかったそうですが、現在はよく聞かないとネイティブと差がわからないレベルにまでなっています。

しかし私が本当に感銘したのは外国語習得のスピードではなく、言葉の才能は言語を超えるということです。

言語を超えた言葉の才能を感じるインチョル語録をいくつかご紹介しましょう。

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「お腹パーマ」
癖っ毛の意味。お母さんのお腹でパーマがかかるから。

「水玉子」
しゃぼん玉をいう日本語の代わりに出てきた水玉子。たしかに水のタマゴだわ。そしてなんか綺麗。

「眠りに酔う」
インチョルは酒に酔わずに眠りに酔います

「作品の自殺」
アーティストが引退する最後の作品という意味

「アイスクリームはお腹の中にいれて持って帰る」
コンビニで立ち食いしてくるという意味

「麺をワクワク食べればストレスを解決してくれる」
ストレス発散のためにラーメンが食べたいつぶやき

「冷静は今夜捨てて、明日の朝拾えばいい」
ドラマチックな場面の決めゼリフ的な

こんな感じで、同じ日本語でもそういう表現があるんだなあと日々面白く聞いています。

「言葉」というものは「思考」から出るものだから、彼の思考はやはり表現者、アーティストなのでしょう。

彼の母語、韓国語でどんな表現をするのか私も理解してみたいものです…(未だにアニョハセヨレベル)

さてそんなインチョル監督は、ただいまシナリオ執筆の大詰めに入っています。

そのタイトルは「悲盡悲來」

中国に「興盡悲來」ということわざがあり「楽しいことの後には悲しいことがやってくる」という意味だそうです。

それをもじった「悲盡悲來」は悲しいことの後には悲しいことがやってくるというもの。

どこかしら因果応報というニュアンスも感じ取れるような言葉ですね。

そしてなんと「悲盡悲來」はシナリオを無料公開する予定です!

私もじらされながら毎日少しずつ話しの続きを読ませてもらえる日々。

連載小説の原稿を待つ編集者はこんな気分なのかな。

早くエンディングが知りたくてウズウズ。

近日中にブログでお披露目できる予定なので、お楽しみに!

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Wカンヌ

Jun.19.2014

5/14〜25まで開催されていた第67回カンヌ映画祭に、自主制作の短編映画「合コン屋」で参加してきました。

作品の詳細やカンヌ映画祭については、また別途ブログでご紹介したいと思いますが、ちょうど一年前の今頃に映画を作ろうと決めて動き出し、2月の末に完パケし、ギリギリでカンヌ映画祭に応募し、ひとまず自分的なミッションクリア〜と思ってフィリピンに社員研修に旅だった直後、思わぬ展開でカンヌに行けることになり、トレイラーも作品紹介HPもなかったので急遽なんとか間に合わせで作り、通訳さんを探し、1ヶ月ほどでフィリピンを切り上げ帰国し3日後にカンヌへ飛び立ちました。
 
そんなこんなでまだ関係各位にDVDも渡し終わっていない今現在ですが、カンヌではカンヌライオンズが開催されています。カンヌライオンズとは広告のパルムドール、いやアカデミーと言ってもいい世界最大級のクリエイティブフェスティバルです。そのカンヌライオンズに、昨年お仕事させていただいたプロジェクトが入賞したという連絡をいただきました。

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すごい!と思いつつ、実感がないので若干他人ごとのような気分でしたが、アワードページに名前まで載せていただいており恐縮です。

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昨年のフジロックに向けたプロモーションだったので現在体験することはできませんが、どんな風に楽しむものかは説明動画で見れますよ。




まあなんと今年はWカンヌ。このようなお仕事に関わることができて光栄です。映画も広告も素晴らしい関係者のみなさんの力によるもので、ありがたいかぎりです。

そういえば昔「いつかカンヌで賞を取るような仕事してみたいな〜」と、何のリアリティもなく言ってみたことがありますが、それを聞いていた知り合いに、絶対無理だと言われました。(笑)その時はわりと納得しちゃったのですが、こういうこともあるんですね。なので一応言っておきます。

「いつかInchu Lee監督作品でアカデミー賞取りたいな〜」

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